ゴルフ会員権とは何なのか

ゴルフ会員権とは、簡単に言えば会員制ゴルフ場の利用権のことです。ゴルフ会員権を取得すると、様々なメリットを享受することができます。一番のメリットは、会員料金でゴルフをプレーできるようになることです。会員でない場合はビジター料金になり、会員よりも割高になってしまいます。

たくさんゴルフをやる人はゴルフ会員権を持っておくとお得になります。他にも、ゴルフ会員権を持っていると、優先的にゴルフ場を予約できたり、ゴルフクラブが主催する競技会に参加できたり、ハンディキャップを取得できたりするなどの特典があります。一口にゴルフ会員権といってもいくつかの種類があり、主に次の3つがあります。社団法人制と株主会員制と預託金制です。

社団法人制のゴルフ会員権は、古い名門コースに多いです。メンバーの権利は強いですが、会員権は一代限りであることも多く、他人に譲渡したりするのが難しいとされています。株主会員制のゴルフ会員権とは、入会時に株主として一定金額を出資する形態の会員です。株主ですから株主総会に出て議決権を行使できますし、クラブが解散した場合は、株式の持分比率に応じて資産などの分配を受ける権利も持ちます。

預託金制のゴルフ会員権とは、一定金額をゴルフ場運営会社に預けて会員となる形態のものをいいます。取得するときに預けたお金は、退会する際には返還請求をすることが可能です。日本の会員制のゴルフ場では、ほとんどがこの預託金制の形態をとっています。